JUDAS PRIEST 2012/2/17 日本武道館

JUDAS PRIESTの日本武道館のライブに行ってきましたので、レポートします。

■JUDAS PRIESTって?

イギリス出身。1970年代から活動。ヘヴィメタルという音楽ジャンルを開拓したアーティストの一つです。詳しくはwikiを参照。
ジューダス・プリースト – Wikipedia

■今回の来日の意味合い

今回のツアーは「Epitaph(墓碑銘)」というタイトルが付けられており、バンドにとっての最後のツアーになると発表されています。つまり日本で彼らを観れるのは、これが最後になると思われます。それだけに、自分は気合入れて臨みました。

■当日のセットリスト

Rapid Fire
Metal Gods
Heading Out to the Highway
Judas Rising
Starbreaker
Victim of Changes
Never Satisfied
Diamonds & Rust (Joan Baez cover)
Dawn Of Creation
Prophecy
Night Crawler
Turbo Lover
Beyond the Realms of Death
The Sentinel
Blood Red Skies
The Green Manalishi (With the Two Pronged Crown) (Fleetwood Mac cover)
Breaking the Law
Painkiller

The Hellion〜Electric Eye
Hell Bent for Leather
You’ve Got Another Thing Comin’
Living After Midnight

setlist.fmから楽曲を確認出来ます。

■個人的な開演前リポート(開演前に席に座って思うがまま書き綴った部分です)

18:22 武道館で席についた。チケットに書いてあったのは「1階席」。これをアリーナと勘違いした自分は、それとは知らずアリーナに向かって、スタッフさんに止められた。
18:31 「1階席」とは、アリーナの一つ上のエリアのコトだった。位置は前から二番目。悪くない!
18:24 武道館に初めて来た自分は、「1階席」の意味が分かっていなかった。
18:26 武道館。約一万人収容。印象は「思ったほど広くはない」だった。さいたまスーパーアリーナとまでは行かないまでも、もう少し広いと思っていた。
18:30 しかしガッカリという意味では全くない。むしろ「コレなら割と近くで観れるな」という印象が強い。ステージまでの距離は20メートル弱か。
18:30 双眼鏡を持ってくるに越したことはなかったけど。
18:33 ステージを覆い隠す「EPITAPH」と書かれた垂れ幕。ライブがRapid Fireで始まると同時に、コレが落ちて一気にテンションは全開になる。
18:39 気になることがある。アリーナはともかく、1階席もみんな席を立ちながら観るのかな?これはメタルのライブ。クラプトンのライブじゃないんだから、そうあってほしい。
18:43 会場に流れているのはAC/DC。メタルのミュージシャンはよくAC/DCを使うな。
18:47 今はHighway To Hellだ!
18:48 メタルに年齢は関係ない。ソレを現すかのように、観客の年齢層は10代から50代まで本当に幅広い。
18:53 席が埋まってきた。さあ、もうすぐだぞ。
18:54 アリーナの一部から、叫び声が聞こえてきた。
18:55 垂れ幕の真横の席の人は、見えてしまうのだろうか。中が。
19:00 ファンの叫び声が聞こえてきだぞ。「PRIEST! JUDAS FUCKIN’ PRIEST!」

■全曲コメント(終演後、思い出しながら記述)

Rapid Fire
垂れ幕が下がりいきなりフルスロットル。歓声が凄ければ、パフォーマンスも絶好調。

Metal Gods
イントロもサビも大合唱。にしても、メタルとしては非常にクリアな音。流石はベテランだ。ソロの後のBメロで、一発目のハイトーン。「コレは今日は絶好調だぞ!」と即座に感じ取れた。

Heading Out To the Highway
ロブの「Hello, Budokan! Hello, Tokyo! The PRIEST is back!」のMCで大盛り上がり!そのまま曲に流れ込む。サビはもちろん大合唱だった。ギターソロ前のハイトーンもバッチリ。On the highwaaaaaay!!!!!!!俺は確証を得た。今日のライブは最高のモノになる。

Judas Rising
場内暗転。バックには2004年のアルバム「Angel Of Retribution」のジャケが。割と最近の曲。コレで復活した時はエキサイトしたなぁ。Judas is rising!!!の部分は意外にもかなり多くの人が反応していた。

Star breaker
実は6日前に初めて聴いた曲。曲を無理矢理覚えるため、ギターでリフの部分だけコピーしたりもした。曲名の合唱にはシッカリついて行けた、かな。ギターソロの前後で、アドリブのハイトーン。「おお!ココでもやるか!」

Victim Of Changes
グレンと、新加入のリッチーのツインリードで始まる曲。2人の息はバッチリだ。KKがいないのは残念だけど、今のJPも素晴らしいから、自分はKKの不在は気にならない。曲中、何度もアドリブでハイトーン。本当ロブ絶好調だなー、と感心してしまった。中盤ではグレンのギターでのコールアンドレスポンス。そして、個人的に特に期待している部分、曲の最後のキメのハイトーン。「Victiiim of chaaaaaange!!!!!!!!!」もうね、バッチリですよ、完璧ですよ。ココまでやってくれるとは。。
にしても、これセカンドの曲なんだなあ。。

Never Satisfied
1stの曲。この曲も6日前にあわてて覚えた。しかし音像がヘヴィになっているから、全く別の曲の印象かな。中盤の変拍子はノろうと頑張ってみたが、なかなか難しかった。

Diamonds And Rust
カバー曲ながら人気曲ということは知っていたが、コレも6日前に覚えた。しかし、イントロがバラードのアレンジになっているのが、自分が予習したモノとは違っていた。リッチーがアコギを弾いてロブが力強く歌い上げる。
その後ドラムのフィルインから、曲調がチェンジ。Diamonds! Diamonds and rust!では大合唱。未熟ながら、ココにはついていけなかった。ロック部分はワンコーラスで終わり。

Prophecy
最新作「Nostradamus」から。一時暗転し、アルバムのオープニングSEから続く形でスタート。ロブはコレまでも曲ごとに何度か衣装を変えているが、この曲では、預言者をイメージしたかのような、フードの付いた銀色のローブを身に纏い、左手には杖を持っていた。Nostradamusは人気がそれほどでもないアルバムだが、サビではちゃんと観客は大合唱。やはりここ武道館にいる人たちのメタルゴッドへの忠誠心は高い。ギターソロの後は「へい!へい!」も。

Night Crawler
暗転。スクリーンには雷。名盤「Painkiller」からの曲だけあって、イントロから盛り上がっている。にしても、ココまで、実に安定したパフォーマンスだ。歌も演奏も。とにかく違和感を感じさせない。ギターソロのメロディは、観客で大合唱!そしてラストの「Beware the beast!」の迫力あるハイトーン。しつこいようだが、ココまで実に安定している。「これは。。Painkiller行けるんじゃね?」とココロによぎった。

Turbo Lover
個人的に好きな曲。サビを大合唱するのを密かに楽しみにしていた。「あーいむやーたーぼーらばー!」この曲、キャッチーだし、サビでは合唱のボリュームも一回り大きくなっていた。みんな好きなんやね。

Beyond The Realm Of Death
ロブのMCで次の曲がStained Classからの曲である事が紹介される。今回のツアーはキャリアを振り返る意味合いもあるから、こういうのは素晴らしいと思う。この曲はサビ以外がダークなバラードだが、サビに入る時のハイトーンはまだまだ切れ味が落ちていないコトを感じさせてくれる。

The Sentinel
もうこの頃にはすっかりバンドのパフォーマンスを信頼しきっている。ツインギターのソロがキマった時には、心から拍手を贈った。

さて、ここまで絶賛ばかりだったが、チョット気になったことがない訳でもない。楽曲のテンポを少し落としている曲がいくつかある。この曲もその一つだった。Sentinelは、あのテンポだからこそ、カッコいいんだよ!なんて言うのは我儘かな。

Blood Red Sky
終盤のアドリブでのハイトーン連発にシビれた。スタジオ版をはるかに超えたテンションとかっこよさだった。メタルゴッド、Painkiller期待していいんですね!?

Green Manalishi
イントロからビビった。この曲ってリフからして観客が大合唱するのか!?
実はこの曲も、6日前に覚えました。こんなに人気がある曲だったとは。カバー曲なのに。

Breaking The Law
スクリーンに映し出されるアルバムジャケ。ロブはそれを差し、誇らしげに「British Steel!」と紹介する。場内からひときわ大きな歓声。そして曲名のコールの時の反応は更に大きなものだった。ロブ「Breaking the what?」観客「LAWWWWWWW!」
この曲、ツアーでは観客に全て歌わせていたコトもあったが、今回はしっかり歌ってくれて嬉しかった。もちろんサビではケタ外れの大合唱だった。

Painkiller
スコットが残り、ドラムソロが始まる。しばらくすると、リズムがだんだん「あの曲」っぽくなってくるのき気付く。コレは来るぞ!?
一瞬のブレイクの後、あのリズムが始まる。きたあああああ!本編ラストのPainkillerだ!
ココまでロブの歌唱は絶好調そのものだったので、この曲をどう歌うか期待が高まっていたが、最初から最後までその期待に応えてくれるモノだった。曲が終わった後つぶやいてしまった。「スゲぇ。。やった。。歌い切ったよ。。」

The Hellion~Electric Eye
アンコール一発目。Painkillerからそれほど間を置かず始まった。
JUDAS PRIESTの代表曲だけあって、観客は歌えるところはすべて歌った。Hellionのメロディ、Electric Eyeに至っては、イントロのメインリフ、Bメロ~サビ、ギターソロの後半~メインリフの部分は場内一体の大合唱だった。自分はこれを始めて体験したが、この時の一体感は多分忘れる事はないだろう。

Hell Bent For Leather
次はYou Got Anotherかな、と思っていたら。。。
聞こえてきたのはハーレーの音!そしてロブがハーレーに乗ってステージに再登場。おいおい、あの曲をやるのかよ!ココまで予定調和でショーは進んできただけに、初めてのサプライズ。予習してきたが、この曲だけは外れていた。それだけに嬉しい!マジ嬉しい!
ギターソロはグレンとリッチーの熱いバトル。コレも盛り上がった。

You Got Another Thing Coming
ロブと観客のコールアンドレスポンスが始まった。「うぉーう、うぉーう、うぉーう、いぇー」と。もうすぐライブが終わるというのにそれを感じさせないテンションで。そしてロブの曲名コールで演奏が始まった。タイトな演奏、タイトな歌唱。そしてサビでは割れんばかりの大合唱。この曲はアンコールの定番。予定調和だけど心地よい。途中、新加入のリッチーのギターソロもフィーチャーされ、場内を盛り上げてくれた。

この曲をやった時の感覚は今でも覚えている。一言で表すなら「もうすぐライブが終わる」という感じが全くしなかった。まだまだ続く、そんな感覚だった。

曲が終わった時は「ああ、コレで終わりかな」と思ったが。。。

Living After Midnight
ドラムのスコットのMC。彼の口から「ワンモアソング」と聞こえた時は、本当にテンションが上がった。前代未聞のアンコール4曲。そしてどれもが代表曲。もちろんこの曲も。
パフォーマンスについてはもはや何もいう事はない。バンドの演奏、ロブの歌唱、観客の大合唱、すべてが一体になってまさに大団円と言うべき空気を作り出していた。

コレで本当にショーは終わった。
まさに完璧。2012年のメタルゴッドとしてはこれ以上ないくらいのベストパフォーマンスと断言していい。コレでもう日本でライブをやることは無いそうだが、最後にココまで完成されたショーを見せてくれた事に、メタルヘッドとして心の底から感謝したい。
ありがとうJUDAS PRIEST!
余談だが、ショーのラストに流れていたのはQUEENのWe Are The Champions。せっかくだから、この曲も皆で合唱したかったな。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする