OPETH 2012/2/18 新木場スタジオコースト

OPETHの新木場スタジオコーストのライブに行ってきましたので、レポートします。
※昨日2/17のJUDAS PRIESTに続いてのライブ参戦ですが、これは偶然そうなっただけで、いつもは連日ライブに行くことなんて滅多にありません。念のため:)

■OPETHとは?

90 年代から活動しているスウェーデンのバンド。一応メタルにカテゴライズされていますが、静かな曲も多め。そのサウンドはしばしば「幽玄」と形容されます。 リーダーのミカエルが、70年代のマイナーなロックのレコードのコレクターで、そういった昔のロックからの影響も楽曲に反映させているのも個性の一つで す。(特に最新作「Heritage」は、70年代の影響が非常に顕著)

■過去に観たことは

2006年のLOUD PARKで一回だけ。単独公演を観るのは今回が初めてです。

■感想を短く表すなら
「これ以上ないくらい極上の音とアンサンブル」

このバンドは浮遊感のあるクリーンパートと暴力的なデスパートという二面性を持っていますが、それらをうまくまとめ上げ「聴かせる」ことを見事にやってのけてくれました。
以下は、ライブ終了後にツイートした一文。ブログをまとめている今でもこう思っています。

はあー。OPETH、ブラボー。極上の音色、極上の音空間、極上の繊細&暴虐のコントラスト、極上のアンサンブル、堪能した。
12/02/18 19:58

■セットリスト

  1. The Devil’s Orchard
  2. I Feel the Dark
  3. Face of Melinda
  4. Slither
  5. Credence
  6. To Rid the Disease
  7. Folklore
  8. Heir Apparent
  9. The Grand Conjuration
  10. The Drapery Falls

Encore:

  1. Deliverance

■開演前のメモ

17:19 ドリンク片手に記録開始。すでに会場に入っている。現地についた時にはすでに開場していた。
17:20 ここに来るのは2008年のDOJO以来。だけとそんなに昔のことには感じない。
17:22 フロアはもう半分近くが埋まっている。
17:22 自分はステージがよく見える後方から鑑賞する予定。フロアに行くには荷物を預けないと他の人に迷惑だ。
17:27 今回のセットリストの予習は、一応やっている。が、Heritageと過去ニ作以外の曲はまだ覚えきれていない。途中で寝てしまわないかが、ほんの少し心配。
17:30 ステージについて。バックドロップには、最新作「Heritage」のアートワークの「根っこ」の部分。
機材は、観客から見て左から、マーシャル二段、キーボード、別のマーシャル、ドラム、ベースアンプ、という並び方。
17:50 さあ、あと10分。フロアはすでに8割は埋まっているぞ。コレが開演と同時に一気に前へ押し寄せるのだろう。

■楽曲ごとのコメント(一部)

The Devils Orchard
最新作のリードトラック。レトロなオルガンサウンドとミステリアスなリフが特徴的な曲だ。
出音一発目。イキナリ驚いたのが、サウンドのクリアさ。それぞれの楽器の一つ一つの音がとてもクッキリ聞こえてきて、それらが組み合わさって、アンサンブルをなしている。

I Feel The Dark
最 新作の二曲目で、前半がとても静かな曲。控えめなアルペジオにオルガンのヴィンテージ感タップリの音が絡みつく。観客は皆、バンドの演奏をじっと見つめて いた。自分もこういう雰囲気でじっくりとライブを観れるのは嬉しい。後半はヘヴィなパートと静かなパートが交差するが、この切り替えもナチュラルで見事 だった。

Face Of Milanda
初期のアルバム「Still Life」から。自分はこの曲をあまり知らないが、音色とメロウな雰囲気に身を任せるだけでも充分に楽しめた。二つのクリーントーンの絡みの繊細さは、絶 品。後半のハードなパートのギターも、歌のパートも、素晴らしいクリアさと音量バランス。CDを聞いているようだった。ラストのギターソロの音色は、太く そして抜けが良く、まさに「芳醇」という形容がよく似合う。そんな印象を受けた。

Slither
フロントマンのミカエルはMCで、日本の 思い出の一つとして、2006年のLOUD PARKでロニージェイムズディオに会ったことを話す(ANVILについてもチョットだけ言及)。彼に捧ぐ曲として演奏されたのがこの曲だ。 RAINBOWを連想させるハードな曲で、フロア前方もなかなか盛り上がっていた。

Credence
二つのギターのアルペジオが絡み合う静かな曲。楽曲の雰囲気に浸ってしまい、全く身動きが取れなくなったのは自分だけではないはず。この感覚は、実際のライブを観ないと分からない。一音一音丁寧に紡がれる音。観ているこちらも丁寧に聴こうという気にしてくれる。

To Rid The Disease
前の曲と同じ流れを持つ曲。ギターやキーボードだけではなく、サビのコーラスの響きが心地よい。

Folklore
新譜からの曲。特に後半のギターソロの音色は絶品だった。CDでは聞き流していた部分だが、ライブだと、極上の音質により、こうも素晴らしくなるのか!と感動を覚えた。

Hair Apparent
こ こからは、古くからのファンお待ちかねのブルータルな曲が続く。今回のライブで感銘を受けたのは、この曲のようなヘヴィなギターリフのある曲をも、クリア に聴かせてしまうところだ。会場の音響がいい、というのもあるのだろうが、バンドの力量によるところも大きいだろう。中盤の、静かなパートから速く暴力的 なパートに切り替わる瞬間は、ぞくっとした。

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