Pia-no-jaC 2013/4/6 渋谷公会堂

130406
インストが大好きな@herrkfです。

ピアノとカホンのインストユニット「Pia-no-jaC(ピアノジャック 以下PJ)」の、ツアー最終公演に行ってきました。場所は渋谷公会堂。2010年頃にヴィレッジヴァンガードでたまたま耳にした彼らの楽曲のカッコよさに衝撃を受けて以来、ずっと「一度ライブを観てみたい」と思っていたので、今回のライブ観戦は、自分にとって「やっと」という気持ちです。

彼らのライブはインストだし、90分もやれば長いほうかな、なんて思っていましたが、フタを開けてみれば、演奏ありコーナーあり小芝居ありで、気が付けば3時間経っていました。「まさか、こんなに長い時間やるとは」という嬉しい誤算。

さて、ライブの感想をひとことで表現するなら・・・。
彼らは優れたプレイヤーであると同時に、優れたエンターテイナーでした。

プレイ指向のバンド(特にインストバンド)は、いわゆる超絶技巧を展開して観客はそれを食い入るように見つめるというのがありがちな構図ですが、PJの場合はソレがないんです。観客は楽曲に合わせて手拍子をしており、演奏を食い入るように見ているというより、ライブの空気を一緒に作っているような感じ。

今日のライブで見た、PJのエンターテイナーぶり。一例をあげるなら・・・
■小道具の小さな袋(5枚で300円)を観客が持ち、左右に分かれ、楽曲のリズムに合わせて音を出す「シャカシャカ大作戦」
■即興演奏してほしい曲のイメージをリクエストシートに書く。抽選で選ばれた二つのリクエストを組み合わせて即興で曲を作る
■ユーモア溢れるMCと小芝居(そして、それに応えるように、観客はよく笑いよく拍手する)

もちろんメインである演奏も手抜きは無し。ピアノとカホンがシャープに絡み合う疾走感のある楽曲。そこに、ライブならではの自由奔放なアレンジがガンガン入ってくる。インストだから、歌モノよりも自由度が高いのか、多くの曲はCD通りには終わらず、間奏が追加されたり曲のイメージを変えたりと、飽きさせない。そこに、先述のエンターテイナーぶりが乗っかってくるのだから、魅力的でないはずがない。

PJが人気な理由。それは曲がカッコいいとか演奏が上手いだけじゃない。それだけだったら、ファン層も限定されていたでしょう。彼らがインストバンドにもかかわらず渋谷公会堂をソールドアウトに出来る理由は、先述の要素に加えて、高いエンターテイメント性を持っているから。今日の来場者がライブを手拍子しながら楽しんでいたのを見て、そう思いました。観客は、女性の比率が高かったのですが、これも演奏や楽曲以外の魅力ゆえなのかもしれません。

・・・なんて、PJのライブを初めて観たメタラーが書き連ねてみました。
プレイヤーである以上にエンターテイナーであれ。そんな考え方を感じた一夜でした。
それにしても、終演後、大嵐で電車が止まっていなくてよかった・・・。

130406b 1

130406b 2

130406b 3

130406b 4

130406b 5

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする