Soen – Tellurian(2014)

赤ワインを片手に、深みに「浸る」

Soen(ソーエン)は、2012年にデビューしたスウェーデンのメタルバンド。
とは言っても、新人というわけではなく、かつて同郷のビッグネーム”Opeth”に在籍していたドラマー、マーティン・ロペスを中心に技巧派のミュージシャンが集まって結成された、いわゆる「スーパーグループ」です。

本作は、彼らの2014年の2作目。
やさしく静かに歌い上げるヴォーカル、
時に激しく、時に呪術的に、
時に民族音楽的に展開していく、
「動」ではない「静」を強く押し出した曲調が特徴。

メタル的な分かりやすい「速さ」や「勢い」や「メロディアスさ」があるわけでもなく、内省的でダークな世界観の作品です。それゆえ、好みは分かれる音ですが、好きな人にはどっぷり浸れる音です。

薄暗い部屋で、暖色系の明かりを灯しながら、コーヒーや赤ワインを片手に浸ってみてはいかがでしょう。頭を振るためのメタルではなく、深みを味わうメタルです。

オススメ:2, 3

※追記
このSoen、個人的にはOpethやToolに通じる部分が大好きなのですが、より多くの人に伝わるように、敢えてOpethやToolの名前を出さない切り口で紹介してみました。